音楽と笑顔のお届け隊のブログ

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2011年02月11日

どんどん広がる感動の輪


毎日 どこかの高齢者施設で 公民館で 高齢者の方々と笑い声がいっぱいの音楽レクリエーションを行っています。

Nさんのつぶやきから 発掘できた歌 「山の人気者」が みんなの人気者 になっています。
私もパートナーも 全く聴いたこともなかった歌ですが せっかくできあがった?歌なので 他の施設にも持っていきました。自分自身が知らない歌を持っていくときはとてもどきどきしますが。汗

この日は宝塚市にある施設。 こちらでももう8年になりました。地域的に もと タカラジェンヌがおられたり 
社交ダンスの先生がおられたり と いろいろな出会いがあります。
その中で 数ヶ月前に入所された男性 Tさん。 「ダンディ」ということばがぴったり。昔はかなりもてただろうなという風貌ですが、なかなか今を受け入れることができないのか いつも目を閉じておられ うつむき加減です。
表情も硬いのでなかなか側に近づいてマイクを向けるのも ためらうことが多く そこに居てくださるだけで感謝 と言う気持ちでかかわらせていただいていました。 が 「山の人気者」を歌い始めると 明らかに 口が動いています。 「え~・・・・」
と思いつつ マイクをむけると 歌詞をはっきりと 歌われたのです。 視力に問題があるので 正面の歌詞カードはごらんにならず なんと 覚えておられたのです! そして 特に男性がよくご存じです。 なんで なんで???
と思っていると これは 当時の「歌声喫茶」で よく歌われたとの事。 だんだん クリアーになってきました。
あくまで私の想像ですがface01 一生懸命働いた後
歌の好きな仲間が集まって 大きな声を合わせて 手拍子をしたり 時には 肩をくみながら 歌ったのではないでしょうか。そのことが 次の日のエネルギーとなっていたのではないでしょうか。 その 楽しかった思い出がよみがえってくるのか 歌い始めると 顔がだんだんあがってきて 声につやと勢いが出てきて、そして 笑顔 がでたのです。 icon01
大ヒットです!! あ~ よかった。 幸せ~ と私たちが感じる瞬間です。 本当に ちょっとした 「つぶやき」がこんな素敵な渦を巻き起こします。 スルーしてしまっていたら なんともったいないことでしょう。 しっかりと耳をたててみなさんの つぶやきに 応えていきたいです。高齢者の方々に育てていただいている毎日です。
      

Posted by 小山久子 at 00:52Comments(0)

2011年02月09日

私の 財物(たからもの)が 増えました 

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毎日 どこかの高齢者施設で 公民館で 高齢者の方々と笑い声いっぱいの音楽レクリエーションを行っています。

今日は 西宮にある 特別養護老人施設での お仕事の日でした。
こちらで 私たち(私と伴奏者)が 音楽レクリエーションのお仕事をさせて頂き始めて 約10年。 当時は高齢者施設でこのような活動を お仕事 として認めてもらえるところが
少なかったなかで 私たちを 非常勤職員 という立場で 週に2回 自由に 高齢者様へ音楽レクリエーションを提供させて下さいました。 
スタート時から ご一緒の Nさん。 歌がお好きで よく歌って下さいました。
そんな Nさんも 90歳を超えると最近はお声を聴くことも少なくなり寂しく思っていました。 が 先日 職員と一緒にトイレから出てこられたときに 何やら ぶつぶつ・・・
何かなと耳を傾けると 「その ふしのよさは~ アルプスの花~~」 と 歌の1フレーズのような つぶやき。
職員に伺うと  「なんかわからないけど こんな感じのことを いつも つぶやいておられます」と。   
「Nさん それ何の歌??」 「・・・・・・・」   そこで 伴奏者は you
tube で 検索したところありました!!  どうやら 「山の人気者」 という歌らしいが。
歌の中程に このフレーズが出てくるのでが 本当にこの歌なのかどうか?? 不安な気持ちもありつつ 今日持っていくと
Nさん イントロを聴くや 涼しい顔して 歌詞カードも見ずに すらすらと歌われたのです。
スタッフ 一同 「ほんまに 歌やったんや!!」 「こんな歌があったんや」 と 驚嘆の渦。
さらに あまり 歌われそうにない 男性も よくご存じでした。
私たちも 全く知らない 歌でした。 私の知っていること できることはほんの少しです。 でもこうして 高齢者様のつぶやきからまた 私たちの財物 が増えました。 
10年の間にいっぱい増やして頂きました。  感謝です。 
 

  

Posted by 小山久子 at 06:45Comments(0)